こういったお悩みを解決します。
本記事の内容
- MACDとRSIの組み合わせはおすすめ
- MACD×RSIのトレード手法
- MACD×RSIの注意点
- 利益確定と損切りルール
- まとめ:トレードは優位性が重要です
本記事の信頼性
本記事を書いている僕は、トレード歴は5年ほど。現在はトレードで生計を立てています。かつTwitterで役立つトレードノウハウも発信しています。
本記事では、MACDとRSIを組み合わせたトレード手法について画像と実際のチャートでわかりやすく解説します。
また、トレードする際に最重要事項である『利益確定・損切りの考え方』もセットでお届け。
ぶっちゃけ、MACDとRSIのトレード手法は、相当使えるトレード手法です。とはいえ、相場によって戦い方を変えないと勝ち続けるのは難しいので、本記事を読んで正しい戦い方を身につけてほしい。
MACDとRSIの基礎知識は、下記記事をどうぞ
余談
<LINE登録プレミアム特典>
【月収100万円稼いできた】FX初心者でもわかる”トレード革命手法”
など豪華特典を配布してます!ぜひ受け取ってね!
もくじ
MACDとRSIの組み合わせはおすすめ
MACDとRSIの組み合わせは、おすすめです。
ぶっちゃけ、現状のトレード手法に満足していなければ、これを機に乗り換えるのもアリだと思う。
MACDとRSIのトレード手法がおすすめな理由は以下です。
- MACDの弱点であるレンジ相場でも使える
- トレンド相場での相性がバッチリ
- エントリー根拠が増える
こんな感じ。
要するに、質のいいトレードができるということです。MACDやRSI単体だと発揮できない機能が複合することによって解放されます。
MACDの弱点であるレンジ相場でも使える【弱点を補う】
MACDとRSIのトレード手法の醍醐味は、MACDの弱点であるレンジ相場でも使えるようになるということ。
MACDだけをエントリーサインとして使っている方は、ゴールデンクロスやデッドクロスのダマシに悩んでいるかもですが、RSIと組み合わせることでかなり軽減できます。
エントリーチャンスも増えるし、質がいいトレードができるので一石二鳥。
トレンド相場でも相性バッチリ【順張りが苦手な方は試す価値あり】
MACDとRSIのトレード手法は、トレンド相場でも相性バッチリです。
MACD単体でも、RSI単体でもトレンド相場でも使えますが、この2つを組み合わすことで、精度が上がり確度の高いトレードができます。
トレードにおいて、いかにトレンドの波に乗れるかが重要なので、順張りを極めたいといった方にはぴったりです。
単純に、エントリー根拠が増える
MACDやRSIのように、インジケーターやオシレーターを組み合わせる理由は、単純にエントリー根拠が硬くなるから。
トレードで利益を積み上げるには、エントリー1つ1つに根拠を持ってトレードすることです。エントリーの根拠が、堅いことに越したことはありませんよね。
MACD×RSIのトレード手法【3つ】
MACD×RSIのトレード手法は3つあります。
MACD×RSIのトレード手法【3つ】
- 1:基本のMACDとRSIトレード手法
- 2:トレンド転換を見極めるトレード手法
- 3:トレンドの波に乗るトレード手法
ちなみに上記3つは、相場によって戦い方を分けていて、相場の地合いによって機能しやすいサインが変わるので、そこも注目してください。
ぶっちゃけ、実戦でかなり使えるレベルなので、なんども読み直して覚えてほしい。
では、1つずつ説明していきます。
1:基本のMACDとRSIのトレード手法
1つ目は、基本のMACDとRSIのトレード手法です。
この手法は、MACDとRSIの基本的な使い方を組み合わせて、優位性を高くするトレード手法になります。基本の基本といった感じ。
エントリールール
- MACDのゴールデンクロスまたは、デッドクロスを確認する
- RSIの買われすぎ、売られすぎサインを確認する
- +αの根拠を探す(ダウ理論、ライン等)
これが、【1:基本のMACDとRSIのトレード手法】のルールになります。
では、実際のチャートを見てみましょう。
売りエントリー【基本のMACDとRSIのトレード手法】
以下の分析が、今回のエントリー根拠になります。
エントリー根拠
- 1:価格が上げ止まった(ダウ理論)
- 2:RSIの買われすぎサイン
- 3:MACDのデッドクロス(売りサイン)
今回のポイントは、ダウ理論である高値の更新をせず、上げ止まった後に『RSIとMACD』に売りサインが点灯したとこです。
さらに、チャート形状はダブルトップといってトレンド転換する際にあらわれるチャートパターンとなって、根拠増しといった感じになりました。
ダウ理論に関してわからない方は、下記記事をどうぞ。
続きを見る
【初心者向け】ダウ理論とは?【超わかりやすく解説】
2:トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法
2つ目は、トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法になります。
この手法は、主にトレンド転換を狙った逆張りトレードになり、うまくトレンドの終焉を狙うことができれば大きな値幅が取れます。
エントリールール
- MACDのダイバージェンス確認
- RSIのダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認(ダウ理論)
上記が、『トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法』のルールになります。では、実際のチャートをみてみましょう。
売りエントリー【トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法】
以下の分析が、今回のエントリー根拠になります。
エントリー根拠
- 1:MACDのダイバージェンス
- 2:RSIのダイバージェンス
- 3:意識される抵抗帯を下にブレイク
- 4:レジサポ転換をした
今回のポイントは、『MACDやRSIのダイバージェンスの売りサインのみ』で、エントリーしていないとこです。
直近高値をつけた押し目を下にブレイクしたのち、レジサポ転換を確認してのエントリーとなります。
というのも、直近までは上昇トレンドなので、早とちりなエントリーは無駄な損切りにつながることが多いから。
『ダイバージェンス=トレンド終了の示唆』のサインではあるが、トレードにおいて1つのサインだけで判断するのではなく、エントリー根拠を増やすことは超重要です。
いくら、ダイバージェンスが出たからといって、すぐに逆張りのエントリーは注意しましょう。
ちなみに値動きが少ないレンジ相場であれば、MACDやRSIのダイバージェンスの単体の根拠だけのエントリーは全然あり。
『ダイバージェンス』や『レジサポ転換』がわからない方は下記記事をどうぞ。
3:トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法
3つ目は、トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法になります。
この手法は、主にトレンドの波に乗る順張りトレードになり、うまくトレンドフォローができれば短時間で、大きな利益が取れます。
エントリールール
- MACDのヒドゥンダイバージェンス確認する
- RSIのヒドゥンダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認する(ダウ理論)
これが、【3:トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法】のルールになります。
では、実際のチャートを見てみましょう。
買いエントリー【トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法】
以下の分析が、今回のエントリー根拠になります。
エントリー根拠
- 1:MACDのヒドゥンダイバージェンス
- 2:RSIのヒドゥンダイバージェンス
- 3:安値の切り上げ(ダウ理論)
- 4:レジサポ転換
今回のポイントは、MACDとRSIのヒドゥンダイバージェンスが発生したと同時に、レジサポ転換も確認でき、RSI単体でも売られすぎサインが点灯していたとこです。
押し目で買うことが苦手なトレーダーは多くいますが、しっかりとしたエントリー根拠があれば自信を持って順張りトレードができます。
エントリーの際は、複数の根拠を探すことを心がけてください。
【おまけ】ダイバージェンスの複合トレード手法
おまけ枠で、ちょっと応用したMACDとRSIのトレード手法を紹介します。
とはいえ、ルールは変わりません。ただのダイバージェンスの複合的な考え方といった感じ。
以下の分析が、今回のエントリー根拠になります。
エントリー根拠
- 1:MACDのダイバージェンス確認(赤丸)
- 2:RSIのダイバージェンス確認(赤丸)
- 3:青丸部分での価格の下げ止まり(ダウ理論)
- 4:MACDのダイバージェンス確認(青丸)
- 5:RSIのダイバージェンス確認(青丸)
今回のポイントは、赤丸ダイバージェンス発生後の下げ止まりです。
上げトレンド中で点灯する『下げサインのダイバージェンス』は基本的にトレンドに対した逆張りになるので、上記のような安値を更新せずに下げ止まることがよくあるんです。
ちなみに今回は、下げサインのダイバージェンスからの、上げサインのダイバージェンスの発生でしたが、トレンドが強いと、下げサインのダイバージェンスからの上げサインのヒドゥンダイバージェンスの発生とかもあります。
以上が、MACD×RSIのトレード手法になります。
本記事では、3パターンを例に紹介しましたが、相場に正解はないので自分にあった手法を取り入れましょう。
MACD×RSIのトレード手法の注意点
MACDとRSIのトレード手法を使うにあたって、2つ注意してほしいことがあります。
- 1:サインを絶対に盲信してはダメ
- 2:迷った時のエントリーは控えよう
1:サインを絶対に盲信してはダメ
今回紹介したMACDとRSIのトレード手法以外にもいえますが、エントリー根拠がいくら硬くても、サインを盲信することはやめましょう。
下記のチャートをご覧ください。
チャートを見てわかる通り、ダイバージェンスが連発していますが、全て跳ね返されて上昇しています。
このように、エントリー根拠が硬くても、サインが連発しようとも、効かない場合もあることを必ず覚えてください。
相場に100%なんてことはないので、様々なシナリオも想定してトレードをしていきましょう。
2:迷った時のエントリーは控えよう
迷った時のエントリーは控えましょう。
例えば
- MACDはダイバージェンスしているのに、RSIはダイバージェンスしていない
- チャートは下がりそうだけど、MACDとRSIが微妙な動きになっている
こんな感じです。
上記は、ただの一例ですが迷った場面に遭遇した時はエントリーを控えることがおすすめ。経験上、微妙なサインでの妥協したエントリーは大体負けますw
そして、妥協したエントリーで負けると後悔して、負けを取り返しすためにさらに適当なエントリーをする人もいるので、注意しましょう。
利益確定と損切りについての考え方
トレードするにあたって、利益確定と損切りの考え方について3つ覚えてほしいことがあります。
- 1:損切りは意識される価格帯と少しずらす
- 2:ビビってチキン利確と損切りしない
- 3:損大利小であれば、勝率90%でも負ける事実
こんな感じ。
多くのトレーダーは、『手法』ばかりを重要視して『利益確定』と『損切り』などの資金管理を軽視しがちですが、ぶっちゃけ超重要です。
勝てる手法をいくら確立しても、利益が積み上がらないようになるのできちんと考えることがおすすめ。
では、1つずつみていきましょう。
1:損切りは意識される価格帯と少しずらす
損切りは意識される価格帯と少しずらすことがおすすめです。
意識される価格帯より少し上、もしくは少し下に損切りの指値を設定するようにしましょう。
なぜかというと、意識される価格帯には多くのトレーダーの注文が集中している箇所なので、反転する確率も高いから。
たまに、レジスタンスラインやサポートラインにぴったりに損切り注文をしている人もいますが、狩られる可能性も高くなるので『ずらす』を意識してみてください。
2:ビビってチキン利確と損切りしない
ビビって『チキン利確』と『チキン損切り』をしないようにしましょう。
- とりあえず負けるのが嫌だから、根拠なしで利益確定をする(チキン利確)
- エントリー後、予想と反対に少し動いただけで怖くて損切りする(チキン損切り)
こんな感じで、明確な根拠なしの『チキン利確』や『チキン損切り』はNGです。これを繰り返していると、いつか大きく負けるのがオチ。
もう一つの理由が、無計画で勝てるほどトレードは甘くないからです。
ぶっちゃけ、ネットなどでたまにみる『勝率99%』『一日5分であるサインだけで勝てる』なんかの広告は嘘です。
結構、厳しいことを言うかもですが、そんなトレードは簡単ではないし、しっかり勉強しなきゃ勝てないです。
とはいえ、どの勝ちトレーダーも始めは負けまくっています。継続こそが勝ちトレーダーへの唯一の道です、頑張りましょう。
3:損大利小であれば、勝率90%でも負ける事実
損大利小トレードをしてしまえば、勝率90%でも負けます。
補足知識:損大利小ってなに
損大利小は、『損は大きく、利益は小さい』という言葉。意味は、1回のトレード利益は小さいのに、1回のトレードの損失が利益よりも何倍も多いということです。別名「コツコツドカン」と呼ばれています。
このように、損大利小だといかに勝率がよくても負けます。
例えば
- ①:1万円勝ち
- ②:1万円勝ち
- ③:1万円勝ち
- ④:1万円勝ち
- ⑤:1万円勝ち
- ⑥:1万円勝ち
- ⑦:1万円勝ち
- ⑧:1万円勝ち
- ⑨:1万円勝ち
- ⑩:15万円負け
損大利小の例ですが、このように10回中9回勝って『勝率90%』としても、1回の負けで負け越します。
逆に、『損大利小』ではなく、『損小利大』なトレードができれば『勝率10%でも勝てる』のです。
このように、勝率だけに目を向けず、トレードの内容も重要視するようになれば、トレード力がかなり上がるのでおすすめ。
まとめ:トレードは優位性が重要です
以上が、RSIとMACDのトレード手法についてでした。
トレードルールも重要ですが、エントリー根拠を多く見つけ、優位性が高いトレードをすることが、重要なことを理解いただけたと思います。
もし、現在勝てていなく悩んでいる方は、今回のトレード手法を参考にしてください。
最後に、本記事で紹介した『3つのRSIとMACDのトレード手法』のまとめです。
1:基本のMACDとRSIのトレード手法
- MACDのゴールデンクロスまたは、デッドクロスを確認する
- RSIの買われすぎ、売られすぎサインを確認する
- +αの根拠を探す(ダウ理論、ライン等)
2:トレンド転換を見極めるMACDとRSIのトレード手法
- MACDのダイバージェンス確認
- RSIのダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認(ダウ理論)する
3:トレンドの波に乗るMACDとRSIのトレード手法
- MACDのヒドゥンダイバージェンス確認する
- RSIのヒドゥンダイバージェンス確認する
- 価格の切り下げ(上げ)確認する(ダウ理論)
では、今回は以上です。
人気記事【トレード手法】チャネルラインの正しい引き方【めっちゃ機能します】
人気記事【稼ぎたい人必見】XMの評判と口コミまとめ【安全です】