こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 押し目買いのコツはダウ理論を理解すること
- 押し目買いの前にチェックする4つのポイント
- 15分足と1時間足を使った、わかりやすい押し目の買いのトレード手法
- トレードは予測よりも優位性が重要
順張りは、簡単そうに見えて案外難しいですよね。
僕も以前は、順張りが苦手でいつも逆張りをしていたのですが、今回ご紹介する知識を頭に入れることで、トレンドフォローをする感覚を掴むことができました。
やはり、トレードするにあたって逆張りばかりしてしまうと、大きな波に乗ることができず、かなりコスパが悪いです。
そういった、順張りでトレードをしたいあなたに、明日から実践できる「押し目買い」や「戻り売り」のトレードをできる記事になっております。ぜひ最後まで読んでください!ではご紹介していきます。
余談
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もくじ
押し目買いのコツはダウ理論を理解すること
押し目買いのコツは、まずはダウ理論を理解することです。
ダウ理論とは、6つの法則で構成されている相場でもっとも有名な理論になるのですが、
もしダウ理論について、わからない方はこちらで詳しく解説していますので、ご確認ください。
押し目買いと戻り売りをする際は、ダウ理論の6つの法則のうちの1つである
メモ
ダウ理論の法則:
トレンドは明確な転換しシグナルが発生するまで継続する
を利用して、トレードをしていきます。
この法則を簡単に説明すると、トレンド相場が発生してしまうと、明確なトレンド終了サインが点灯するまで、トレンド相場は継続するといった理論です。
トレンドフォローをするにあたって重要な知識となりますので必ず覚えておいてください。
下図ように、高値の切り上げや安値の切り上げだと、上昇トレンドになるので、「押し目買い」を狙っていき、安値切り下げ、高値切り下げだと下降トレンドになるので、「戻り売り」を狙っていきます。
この「押し目」がわかるようになれば比較的に大きな利益を狙えるようになります!では、どのようにチャート分析をすればいいのかを順に解説していきます!
押し目買い(戻り売り)をして、トレンドフォローで順張りをした方が、効率的に利益が取れるので、逆張りよりもおすすめなのですが、ただ、その押し目買い(戻り売り)のタイミングが難しい、、と悩んでいる方が多いと思います。
結果論で、後からチャートを見れば「ココで押し目買い」ってわかりますけど、リアルタイムだと、この先がどんな風になるかわかりません。
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【初心者向け】ダウ理論とは?【超わかりやすく解説】
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押し目買いの際に覚えておくべき4つのポイント
押し目買いを行う際に必ず覚えておくべき4つのポイントがあります。戻り売りも同様です。
- 上位足のトレンドに沿った方向であるのか
- ダウ理論を用いてトレンド発生が確認できているのか
- トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続する
- 下位足でエントリータイミングを狙う
以上が、押し目買い(戻り売り)をする際の4つのポイントになります。
では、このチェックポイントにそって順張りを狙っていきましょう。
1.上位足のトレンドに沿った方向である
まずは、上位足のトレンドの方向を確認しましょう。
上位足といっても、人それぞれでトレードする時間軸が違うので、上位足の捉え方が変わってきますが、1時間足から4時間足がおすすめです。
ポイント
理由は、上位足になればなるほど市場参加者が多くなりチャートが有効に機能しやすいからです。
市場参加者が多いということは、上位足でトレンド転換が起これば大きな力が働くことになり、大きくチャートが動きます。なので上位足の方向感を確認することは重要です。
日足や週足、月足の時間足の方向も重要ですが、基本スキャルピング、数分から数時間で完結するデイトレードであれば見なくても大丈夫です。
というのも、4時間足より上の時間軸の動きはデイトレードレベルのトレードではあまり関与しないからです。
とはいえ、日足や週足のトレンドの方向を把握知ることは重要ですが、監視する時間軸を増やしすぎるとエントリー、利確、損切りの判断を誤ってしまうことがあるので、慣れないうちは気にしなくて大丈夫です。
2.ダウ理論を用いてトレンド発生が確認できているのか
次に、ダウ理論を用いて自分がトレードする時間軸のチャートにトレンドが発生しているのかを確認していきます。
- 上位足の高値の切り上げ(切り下げ)
- 上位足の安値の切り上げ(切り下げ)
チャートの切り上げや切り下げでトレンドの判断ができます。逆に、切り上げや切り下げが起こっていないときは、レンジ相場と判断できますので、押し目買いなどは控えましょう。
3.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続するということ
トレンドは、ダウ理論にあるように明確な転換シグナルが出るまでは、継続していきます。
- トレンドがまだまだ継続していきそうなのか
- それとも、トレンドは転換しそうなのか
この見極めが重要になってきます。
もしエントリーしているのであれば、明確なトレンド転換サインが出るまでポジションを保有しましょう。逆に、明確なトレンド転換サインが出ていないのに、エントリーするのは避けましょう。
ただ、言葉や頭ではわかっていてもトレンド転換サインを待てずに利益確定するトレーダーがほとんどです。
15分足でのエントリー根拠を基準にトレードをしているのに、どうしても下位足の1分足や5分の足の動きに惑わされるといった例です。もちろん15分足では、トレンド転換サイン出ていないとしても下位足の時間軸では、トレンド転換サインは何度も点灯します。
この場合は、エントリー根拠としている15分足でトレンド転換サインが出るまで当初の目線は変更しないようにしましょう。下位足で右往左往してしまうと、買ったり売ったりの売買を繰り返して無駄な損切りで消耗してしまうからです。
時には、下位足のトレンド転換を根拠で勝てるかもしれませんが”トレンドフォロー”といった目線で考えると、大きく利益を伸ばすことが難しくなります。
4.下位足でエントリータイミングを狙う
下位足でエントリータイミングを狙っていきます。上位足を1時間足とすると、下位足は15分足くらいです。
トレンド相場の押し目買いや戻り売りのエントリーを上位足だけで見てしまうと、本当にトレンドが継続するのかがわかりません。なので、トレンド継続の根拠を下位足を利用して、以下のツールで判断していきます。
- チャートパターン
- 移動平均線を利用(グランビルの法則)
- ダウ理論
- レジスタンス / サポートライン
- トレンドライン
最低でも、この5つを順張りする根拠として意識していただければ押し目買いや戻り売りが上手くできるようになります。
以下が押し目買い(戻り売り)する際の簡単な図解になります。
上記の図解は、ご自身がエントリーする時間軸で判断いただく根拠になりますが、注意いただきたいことがあります。
それは、上位時間軸のトレンドの流れに沿っているかということです。もし、上位時間軸のトレンドが下方向だとして、自分がエントリーする時間軸に上記のようなサインが出たとしても意味がないことです。
トレンドの流れに逆らってエントリーをしてしまうと、値動きの騙しにも合いますし
仮に、そこがトレンド転換だとしても見極めることが大変ですので、相場の流れを意識してください。
15分足と1時間足を使った押し目買いのトレード手法
では、トレンドの法則や押し目買い(戻り売り)に必要な知識を解説してきましたので、ここからは実際のチャートを使って解説していきます。
上記は1時間足のチャートになります。
1時間足を今回は上位足として扱っていき、下位足を15分足とします。
上図で示しているように、
AポイントとBポイントが1時間足での押し目買いポイントになります。
では、これらの押し目Aと押し目Bを下位足の15分足を利用してエントリータイミングをはかっていきます。
押し目Aポイントを15分足で分析していく
まずは、押し目Aポイントの部分を15分足で細かく見ていきます。
赤四角で囲っている部分が買いでエントリーする位置になります。黒丸部分が1時間足で押し目となっている部分になりますが、すぐにはエントリーはしません。
押し目と聞くと、「押し目となる位置で綺麗にエントリーをする」といったような考えをしている人いると思いますが、違います。
上記のように細かいタイミングを狙って、大きく上昇していく根拠を見つけていくのです。というのも、押し目ぴったりで狙うことは非常に難しいですし、リスクが高いからです。
今回の買いの根拠エントリーの根拠
- トレンドラインを上にブレイク
- 水平線ラインを上にブレイク
- 高値と安値の切り上げを確認
以上が、エントリー根拠になります。
押し目買いBを15分足で分析していく
押し目Bポイントの部分を15分足で細かく見ていきます。
赤四角で囲っている部分が買いでエントリーする位置になります。1時間足の押し目Bも同様で、15分足で細かくエントリータイミングを狙っていきます。今回は急上昇により水平線を大きく上にブレイクしてからの戻りを狙った手法です。
水平ライン(レジスタンスライン)をブレイクしてからの、レジサポ転換となっています。ちなみに押し目Aの時よりエントリータイミングが遅いかと思いますが、根拠は今回の方が硬いです。
トレードで利益を上げるためには、根拠が硬いとこでエントリーを積み重ねていくことが重要です。
今回の買いエントリーの根拠
- トレンドラインを上にブレイク
- 水平ラインを上にブレイクしてレジサポ転換
- 高値と安値の切り上げを確認
以上が、上位足の押し目を下位足で分析していき、エントリーするコツになります。
今回は、1時間足と15分足で例を出しましたが、相場の流れを把握して多角的に相場を見ることができるようになれば、5分足でもエントリーすることができるようになります。
下位足でエントリーすればするほど、エントリータイミングが早くなりますので、トレンドが発生すればより多くの利益を狙うことができます。ただ、トレンドが発生しなかった場合は、無駄な損失を被ることになりますので注意が必要です。
少額でいいので、実践で体感することをオススメします。
勝つには、予測よりも優位性を測ること
トレードで勝つには、上がるか下がるかを予測するより、優位性が高い方にエントリーすることです。
なぜ、優位性が大事かというと相場には "絶対" がないからです。いくら上げサインや下げサインが出たとしても必ずそのように動くとは限りません。
だから、より多くの根拠を見つけ出し優位性の高い方にエントリーをするという考え方は相場の世界では欠かせません。
おそらく、"上がるか下がるかを予測しない"という感覚が掴めない方もいると思いますが、トレードを続けていくと徐々に理解してくると思います。自分もそうでしたので。
今回、1時間足の押し目を狙った順張りを下位足の15分足を利用したトレード手法を紹介しましたが、これも押し目となって上昇していくであろう優位性を高める分析の1つとなっています。
ポイント
優位性が高い=きちんとした根拠が多くある
このように考えるとわかりやすいかもしれません。
根拠があり、優位性があればエントリーしましょう。もし、押し目とならなければ「損切り」をするだけです。そしてまた、根拠を見つけて優位性の高い方にエントリーを繰り返していくだけです。
この繰り返しで、利益は積み上がっていきます。
まとめ:トレンドの乗って大きく利益を掴もう!
今回の記事を振り返ります。
押し目買い4つのポイント
- 1: 上位足のトレンドに沿った方向であるか
- 2: ダウ理論を用いてトレンド発生が確認できているか
- 3: トレンドは明確な転換シグナルが発生するまで継続すること
- 4: 下位足でエントリータイミングを狙う
トレンド継続の根拠で下位足で判断
- チャートパターン
- 移動平均線を利用
- ダウ理論
- レジスタンスライン
本記事では、トレンドで押し目買いでエントリーできる方法と根拠についてお話ししてきました。
押し目買いや戻り売りで、トレンドにうまく乗ることができるようになると損を小さく利益を大きく取れるトレードができるようになります。
まずは慣れるまで少額で練習することをおすすめします。
ぜひ、試してください!