・XMの他の種類の口座との違いを知りたい
・ゼロ口座のメリットやデメリットを知りたい
・他の海外FX口座との違いはなんだろう
こういった疑問を解決します。
本記事の内容
- ゼロ口座とは:低スプレッド口座です
- ゼロ口座の手数料のついて
- ゼロ口座のメリットとは
- ゼロ口座のデメリットとは
- 他の海外FXとの徹底比較してみた
- ゼロ口座がは短期トレードがおすすめ
XMには、マイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座の3種類があります。その中のXMゼロ口座について解説していきます。
トレードスタイルに合わせて開設口座を選択しないと損してしまう事があるので、ぜひ最後までお読みいただき、XMゼロ口座について理解をしてください。
もくじ
ゼロ口座とは:低スプレッド口座です
XMには、マイクロ口座・スタンダード口座・ゼロ口座と3種類の口座があり、XMゼロ口座が、その中の1つの口座になります。
XMゼロ口座とは、簡単にまとめると低スプレッドに特化した短期トレード専用の口座という位置付けとなっています。
とはいえ、低スプレッドだから使おうというのではなく、低スプレッドなりの理由や他にXMゼロ口座において知っておくべきことや注意点もありますので、これらを今回解説していきます。
XMゼロ口座はスプレッド狭いのが特徴
XMゼロ口座の最大の特徴は、スプレッドで狭いことです。
XMゼロ口座のスプレッドは名の通り「ゼロ」になる事があります。平均スプレッドは0.1pipsとなっていますが、XMスタンダード口座のスプレッドと比べると、差が一目瞭然です。
・XMゼロ口座/ 平均スプレッド 0.2pips
・XMスタンダード口座 / 平均スプレッド 2pips
このように、スプレッドに大きな差があります。
続いてXMゼロ口座の手数料について説明します。
ゼロ口座の手数料のついて
ゼロ口座には、スタンダード口座にはない取引手数料がかかってきます。
なぜかというとXMゼロ口座は、ECN方式といってXM側が追加でスプレッドを市場から取る事ができないからです。そのため取引手数料制となっています。
ECN方式とは
簡単に言うと、トレーダーの注文をブローカーを通さないで注文できる方式です。
以上のように、
- スタンダード口座はスプレッドが広いが、取引手数料が無料
- ゼロ口座はスプレッドはないが、取引手数料がかかる
どちらにも良い面、欠けている面がありますが、ご自身のトレードスタイルに合わせて使い分ける必要があります。
では、ゼロ口座の手数料についてもう少し深掘りして解説していきます。
ゼロ口座の手数料
ゼロ口座の手数料は、10万通貨に対して片道500円(5ドル)となっています。
要するに、売りでトレードを行う際に、売りでエントリーで500円の手数料がかかり(片道)、その売りポジションを買い戻す時に再び500円の手数料かかる(片道)という事です。
文章だけだと、イメージがわかないと思いますので手数料の事例を紹介します。
例題1
・USD/JPY ドル円
・2ロット (20万通貨)
1ロットの手数料は往復1000円(10ドル)なので取引手数料:
1000円(10ドル)×2ロット=2000円(20ドル)
※計算を単純化するために1ドル:100円としています。
例題2
・USD/JPY ドル円
・5ロット (50万通貨)
1ロットの手数料は往復1000円(10ドル)なので
取引手数料:1000円(10ドル)×5ロット=5000円(50ドル)
※計算を単純化するために1ドル:100円としています。
このように、1ロットごと(100,000通貨)に1000円の取引手数料がかかってきます。
ちなみに1ロット以下の手数料はこちらです。
- 1ロット(100,000通貨):1,000円
- 0.1ロット(10,000通貨):100円
- 0.01ロット(1000通貨):10円
取引手数料が引かれるタイミングはいつ?
ゼロ口座の取引手数料が引かれるタイミングは、取引しているプラットフォームによって変わってきます。MT4とMT5で取引手数料の引かれるタイミングは違います。
MT4
エントリーしたタイミングで、往復分まとめて取引手数料が徴収
MT5
エントリーしたタイミングと決済のタイミングの別々に取引手数料を徴収
このように、変わってきます。
どのみち引かれるんだったら、初めに往復分引かれるMT4の方がいいななって思います。
ゼロ口座とスタンダード口座の手数料の違い
先ほども上述しましたが、ゼロ口座の手数料がかかりますが、スタンダード口座では取引手数料がかかりません。
ただ、その分ゼロ口座スプレッドが狭いので取引レートでは有利となっています。
では、一体どちらの口座が良いのかがわからなくなるとおもいますので、ゼロ口座とXMスタンダード口座の比較をしてみます。
取引手数料の1,000円(10ドル)を1pipsと換算し、ゼロ口座の平均スプレッドの0.1pipsに上乗せした数値で、XMスタンダード口座と比較してみます。
平均スプレッド(手数料)
通貨ペア | ZERO口座 | スタンダード口座 | スプレッド差 |
USD / JPY | 1.1pips | 1.6pips | 0.5pips |
EUR / USD | 1.1pips | 1.6pips | 0.5pips |
GBP / JPY | 1.9pips | 3.3pips | 1.4pips |
AUD / USD | 1.3pips | 1.9pips | 0.6pips |
このように、ゼロ口座は取引手数料が取られるので不利と考えがちですが、取引手数料をスプレッド加味して計算をすると、ゼロ口座の方が有利になるのです。
ゼロ口座のメリットとは
では、トレードする上では重要なXMゼロ口座のメリットについてまとめました。
メリットは以下です。
- XMの口座種類の中で1番低スプレッド
- 約定スピードがはやい
- 取引手数料を経費計上できる
では1つずつ解説していきます。
XMの口座種類の中で1番低スプレッド
ゼロ口座は、名称にも入っている通り、スプレッドが最低「ゼロ」になることです。
流動があまりないマイナー通貨だと、スプレッドが0にならない通貨もありますが、それでも最低0.1pips程度になるので、どのみちかなり低いです。
ゼロ口座とスタンダード口座と比較すると、スプレッドで発生するコストを抑える事ができます。
約定スピードがはやい
ゼロ口座とはECN方式を取り入れており、ブローカーを介在しない直接取引システムなので、約定がはやいです。
約定速度というのは、売買が多く行われるかによって決まりますので、流動が少ないマイナー通貨だと売買が頻繁に行われず約定に時間がかかる時があるのですが、
ゼロ口座は全注文が1秒未満といった約定力を持っております。
取引手数料を経費計上できる(節税対象)
ゼロ口座の取引手数料は「取引明細書」を出力可能なので、経費計上をすることができます。
取引明細書があることによって、取引手数料の発生を証明ができるので、FXトレードで利益を得るためにかかった経費として確定申告が認められるのです。
スプレッドは経費計上できませんので、少しでも節税できる目線で考えると、ゼロ口座はいいかもです。
とはいっても、XMゼロ口座にもデメリットがございますのでご紹介していきます。
ゼロ口座のデメリットとは
ゼロ口座のメリットを説明してきましたが、もちろんいい事ばかりではなくデメリットもありますので、包み隠さず説明します。
以下が、ゼロ口座のデメリットです。
- XM口座の中で1番最低位入金額が高い
- XMボーナス制度が適応されない
では、1つずつ解説していきます。
XM口座の中で1番最低位入金額が高い
ゼロ口座は、マイクロ口座・スタンダード口座と比べると最低入金額が一番高いのです。
マイクロ口座やスタンダード口座の初回最低入金額が500円(5ドル)なのに対し、ゼロ口座は初回最低入金額が10,000円(100ドル)となっております。
というのも、上述した通りゼロ口座にはトレードごとに取引手数料が徴収されますので最低入金額が高く設定されているのです。
XMボーナス制度が適応されない
XMマイクロ口座やXMスタンダード口座では、初回口座開設時に受け取れる3000円ボーナスと100%入金ボーナス、20%入金ボーナス等のプログラムがあるのですが、
ゼロ口座では、初回口座開設ボーナスの3000円しか受け取ることができません。
ただ、これをマイナスに考えるのではなく、貰えないボーナス分はXMゼロ口座の低スプレッド分で還元できていると捉えることもできます。
なので、マイクロ口座やスタンダード口座でボーナスを受け取りたいのか、ゼロ口座で低スプレッドでトレードしたいのかで、ご自身のトレードはどちらがお得なのかを考えましょう。
以下が早見表です。
ゼロ口座 | スタンダード口座 | マイクロ口座 | |
口座開設ボーナス | ◯ | ◯ | ◯ |
入金ボーナス | × | ◯ | ◯ |
他の海外FXとの徹底比較してみた
XMゼロ口座とXMスタンダード口座の比較を解説してきましたが、ここでは、XMゼロ口座と他社の海外FX口座の比較をしていきます。
口座開設の際は、海外FX口座種類があって悩むと思いますのでここで解決していきましょう。もっとも日本人が取引をしているドル円(USD/JPY)をベースに比較しました。
各取引所のスキャルピング口座比較(USD/JPY)
平均スプレッド | 最低入金額 | 最大レバレッジ | |
XM | 0.1 | 10,000円 | 500倍 |
Axiory | 0.3 | 20,000円 | 400倍 |
TitanFX | 0.3 | 20,000円 | 500倍 |
HotForex | 0.4 | 20,000円 | 500倍 |
こんな感じです。
では以下でもう少し深掘りしていきます。
他社の海外FXの最大レバレッジを比較
XMのゼロ口座は、200万円(2万ドル)を超えなければ、最大500倍の高レバレッジで取引する事ができます。
各取引所 | 最大レバレッジ |
XM | 500倍 |
Axiory | 400倍 |
TitanFX | 500倍 |
HotForex | 500倍 |
レバレッジの点で見れば、そこまで大差はないといった感じです。
とはいえ、国内FX業者の最大25倍のレバレッジと比べると大きな違いがありますよね。
これをお読みの方で、
といった方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。
もし、高レバレッジが怖いや、危険と感じている方はいかに記事をご覧ください。
高レバレッジが危険ではない理由を解説しております。
むしろレバレッジは最大限に利用すべきです。
続きを見る
【知らないと損】XMのレバレッジルールと注意点【徹底解説】
他の海外FX業者の中で1番最低入金額が低い
最低入金額を他の海外FX業者と比べると、一番低いです。
各取引所 | 最低入金額 |
XM | 10,000円 |
Axiory | 20,000円 |
TitanFX | 20,000円 |
HotForex | 20,000円 |
FX始めてみたい方でも、いきなり何万円や何十万を最初から入金してトレードをするには精神的にきついですし、抵抗があると思います。
そんなあなたには、最低入金額のXMで口座開設をしてトレード慣れをしていただければと思います。最低入金額で高レバレッジを効かせられるので少額で大きな利益を狙える海外取引所になります。
他の海外FX業者と比べてスプレッドは広い
ゼロ口座は、見てわかる通り一番スプレッドが低く設定されています。
スキャルピング口座で使うには最高の環境です。
ただ、一点スプレッドが一番狭いため、その分取引手数料は若干高くなっています。
上述している通り、XMゼロ口座では、1ロットの取引で1000円(10ドル)ですが、例えばAxioryのナノ口座(ゼロ口座)だと1ロットの取引手数料が6ドル、1TradeviewのECN口座では1ロットの取引手数料が5ドルかかります。
とはいっても、最高レバレッジ・最低入金額・最低スプレッドを考えて考慮するとXMゼロ口座が最適なのかと個人的に思います。
信託保全がしっかりしていること
やはり、海外FXとなると会社の実態がわからず怪しい業者もあるので、海外FXに不安をい抱いている方もいらっしゃいますが、XMは信託保全がしっかりしています。
XMは自社の資金と顧客の資金を分別管理していますし、分別管理のために利用している会社は、大手の英国バークレイズ銀行を顧客として抱えている「AIG保険」です。万が一の事態が起こったとしても顧客に100万ドルの補償がされているから安心。
というのも、
※AIG保険は、1919年に創業したAIGの傘下であり、世界の法人・個人に対して保険ビジネスを展開しています。
このように、XMは安心してトレードできる業者であるのです。
ゼロ口座は短期トレードがおすすめ
ここまで、XMゼロ口座について解説してきましたが、XMゼロ口座にあうトレーダーは数秒から数分で完結するスキャルピングなどの短期取引の方にオススメになります。
また、ボーナス目当てではない人です。
スキャルピング(短期トレード)を中心に売買する人
なぜかというと、スプレッドや取引手数料の面を考えると、やはりXMスタンダード口座よりもXMゼロ口座を使った方が、コスパがいいからです。
取引コストが高ければ高いほど、短期売買では致命傷になりますので,スタンダード口座よりもXMゼロ口座がオススメになります。
ボーナス目当てではない人
上述もしましたたが、XMゼロ口座だと初回口座開設ボーナスしかもらえません。
ボーナス貰えないと損した気分になると思いますが、スプレッドや取引手数料を自分のトレードスタイルで比べなくてはなりません。
というのも、超短期売買をしていく場合、たくさんのボーナスをもらったとしてもスプレッド広くなってしまうと致命傷になるからです。
ただ、安心いただきたいのは、XMはひとり最大8口座までつくれるということです。なので本気でボーナスがほしいという方は、XMスタンダード口座で口座を作ったのち、XMゼロ口座の作成でも良いですね。
僕もXM口座を複数保有しております。
まとめ : XMゼロ口座は短期トレードに特化している
XMゼロ口座についてわかりやすいように、要点を絞って解説してきました。
ご理解いただけましたでしょうか。
最後にXMゼロ口座についての本記事のまとめです。
- XM口座の中で1番低スプレッド
- 片道5ドルの手数料制
- 約定スピードがピカイチ
- 取引手数料を経費計上できる
- 最低入金額が1万円~
- だが、他の業者の入金額の中で1番低い
- 入金ボーナスが適応されない分、低スプレッド
今回は以上です。
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